鼻の美容整形の形成術も含めて、鼻の整形についての概要を確認しておきましょう。まず、鼻の手術は大きく分けると、3つの方法に分けられます。鼻の手術は英語では、rhinoplastyと言います。直訳すると鼻の形成術となります。では、rhinoplastyとはどのような手術の事を言うのでしょうか。さらに、それを大きくわけるrhinoplastyは次の3つの種類に分けられます。Augmentation、reduction、narrowingです。
augmentationとは、物を入れる事によって、鼻の形を整える手術です。これは、鼻の美容整形のときには主に使用されませんが、例えば、プロテーゼや軟骨などを入れて鼻筋を通したり、鼻先に軟骨を入れて鼻を長くしたりする手術はこれに入ります。そして、reductionとは、鼻を構成している骨や軟骨等を取る事によって、鼻の形を変える手術です。例えば、鼻の美容整形で、骨を削ったり、鼻翼の張りを取ったりする手術はこれに入ります。
そして、narrowingとは、鼻を高くするような美容整形では使用されませんが、鼻を細くする事によって、鼻の形を変える手術です。例えば、鼻尖の軟骨を縫い合わせて団子鼻を細くしたり、鼻骨の幅を狭くしたりする骨切りはこれに入ります。実際に鼻の美容整形を含む鼻の手術全般では、鼻の部位を、ある部位は高くしたり、ある部位は細くしたりして理想的な形を作っていくのです。鼻の美容整形を含むほとんどの鼻手術では、そのような操作を鼻の穴の中を切開して行っていくことになります。
鼻の美容整形を含む鼻の形成術は美容外科でも、経験とセンスが要求される最も難しい整形手術の一つと言えるでしょう。日本では、昔から鼻を高くして鼻筋を通す事を希望する例が、圧倒的に多かったため、鼻の美容整形などは比較的少なく、プロテーゼを主体とした隆鼻術が主流であり、鼻の構造を扱う事はほとんどありませんでした。そのため、現在、日本人の骨格が欧米化し、単にプロテーゼで鼻筋を高くすればいいだけではない時代にもかかわらず、鼻の手術といえば、プロテーゼ法しか行っていないクリニックがあるのも事実なのです。